楽語

2022/01/13

大滝ピアノ教室講師大滝俊は、

楽語に対して、とてもうるさいかもしれません。

楽譜に書いてある、piano・forteやallegro andante

tenuto fermata ritardando 等々

強弱の指示や速さの指示、音をどれだけ伸ばすかや、感情まで

たくさんのことが書かれていますが

それを知らずに弾いている方がとても多いです。

 

まぁ、最終的に弾くのは生徒さん自身だし

好きなように弾けばいいのは大前提ですが、

よりよく演奏するためのヒントでもあるわけで

楽譜に書いていある楽語すべての読み方、音楽での意味

更には、本来の意味まで確認します。

 

最近よく説明している楽語は

fermataです。

音符の上や曲の最後に書いてあるあれ。

音楽での意味は、「その音を原則2倍長く伸ばす」ということになっています。

が、それで終わりではなく、

イタリアではfermataは停止や停留所を指す言葉で、

現在でもちゃんと日常的に使われている言葉です。

ローマに旅行した際、

地下鉄のアナウンスで

「fermata duomo」と言っていました。

電車が駅にきてとまって乗客がおりて乗ってまた発車するまでがfermataだと

生徒さんには説明していますが、、この説明合ってるかな?(笑)

 

最後に、スペインではfermataのことを

calderonと言います。全然違う!